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創・天国と地獄とは

音楽×映像三部作から成る、ストーリー仕立ての作品群。
『オルフェオとエウリディーチェ』、『地獄のオルフェ』(邦題:天国と地獄)等に影響を受け新たに構築されたこの物語は、寓話的な雰囲気を纏い様々な現象の姿を浮き彫りにする。
「現代的な匂いがする神話のような作品にしたい」という煮ル果実の想いを元に、天国・地獄・黄泉とそれぞれ違った世界観を描く映像クリエイター達とコラボレーション。用意された作り物の幸福、身も心も破滅する不可避の悪意、そしてある種の救済へと向かう物語を描写している。

 第一章 

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 第二章 

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 第三章 
Coming soon...

 ユウリ 
物語の主人公の1人であるオッドアイの少女。 大人しく優しい性格だが、反面自己評価が低く、不安症な部分がある。地獄の怪物と人間のハーフとして産まれた子であるが、現在両親はどちらも彼女の元にはいない。幼い頃から感情が昂ると怪物の特質が身体に現れるため酷い目にあっており、その経験やコンプレックスによる孤独で人生に絶望していた頃、オウルと出会ったことで少しずつ生きることへの希望を取り戻していく。




 プルト 
地獄を統括する存在のひとつであり、子供のような姿をしているが底知れぬ風格と力を感じさせる。自由人的な性格で大きなまつりごとや審判手続き等は適度にこなし、雑務や身の回りのことなどは基本的に部下に任せ、自身の屋敷内で日々孤独と渇きを満たすための悦楽を求めている。周期的に地獄の住人達を攫い屋敷に住まわせ、遊び相手として何不自由なく持て成していた。




 オウル 
物語の主人公の1人である長躯の青年。 元は真面目かつ他人を慈しむ心を持つ天使であったが、天国でのジュプタの圧政に耐え切れず目を背け現世へと墜天した過去がある。その事に罪悪感を抱きつつも、現世では売れない音楽家の仕事で糊口を凌いでいた。互いに弱さを理解し見せ合えるユウリに出会ったことで、貧しいながらも幸せな暮らしをしていたが、彼女がプルトの謀によって現世から姿を消した事で物語は動き始めた。




 ジュプタ 
天国を統括する存在のひとつであり、不気味さと神聖さが共存する様な佇まいをしている。 統治者になってから歴史はまだ浅いが、その持ち前の底なしの悪意と圧倒的な力で天国の一部の治安や様子を一変させた。 意志や感情を持つ自分以外の存在、特に罪の意識の無い罪人をどう苦しめるか熟考し実行する事に愉悦を覚える。自らを裏切り堕天したオウルに興味を持ち、プルトと結託。ユウリを取り戻したいが成す術が無かったオウルを古巣である天国に招き、歓迎する。

無垢の仮面
プルトの力が込められた不気味な仮面。
抵抗したり記憶を取り戻した人間に付けさせる事でプルトの命令を何でも聞く操り人形にしていた。
装着すると自らの意思での思考も不可で、一言も発せられなくなる。


ユウリの装飾品
ユウリの記憶が封じ込められた宝石であしらった装飾品。人心掌握以外は得意なプルトの特殊な力を持ってしても定着が非常に難しく、時間が経つほどに劣化し、また記憶を抜き出した本人から離れてしまうほど封印が弱くなる。


オウルから貰った指輪
天国出自の祝福を受けた金属で加工された特別な指輪で、図らずしてユウリの怪物化を抑えていた。
記憶封印の装飾品を身に付けさせていた時はプルトはその指輪を外させていたが、ユウリが記憶を取り戻し、その後捕らえられた際には再び付け直している事が分かる。地獄に漂う瘴気で耐久度の減少が進行していた。

前アルバムPOPGATO制作以降から漠然と、天国のような地獄、地獄のような天国、それに振り回される男女を描きたいという想いが強く育っていきました。それらを描き切るには三部作構成が必要であり、それに加え視覚的要素では描写や表現、画風もそれぞれすべて変えたものにしたいと考えていました。
この作品群は生活の中で芽生える様々なしがらみや悪感情も超えて、その先にある温かな希望が有ることを信じ、今後も真っ直ぐ見据えていきたいという自分のひとつの意思表示です。
こうしてキャラクター詳細やその背景、世界観の説明を一部とはいえ文字にした事はこれまで一度も無かった為、もしかすると驚いた方もいるかもしれません。理由としては自分が本当に伝えたい・伝わって欲しい部分はそこ以外にも沢山存在するため読み解く鍵にして欲しいからです。
明確なストーリーは存在するものの、相変わらずこれまでの作品と同じように、ただ単に映像や物語展開になぞらえて書き出しただけの歌詞では勿論ありません。各人好きな味わい方で、これらの作品を楽しんでいただけますと幸いです。

煮ル果実